船舶用インテリジェント監視カメラシステム実例のご紹介
6月も終盤になってまいりました。
蒸し暑くて汗が流れる日が多くなってきましたね。体調にお気を付けください。
さて、海事関係のメディアにニュースリリースを出しました。
26日(月)に「海事プレス」と「海事新聞」に関連記事が掲載されました。
弊社のニュースリリースをご紹介いたします。
トヨフジ海運、自動車運搬船にインテリジェント監視カメラシステムを搭載
~車両火災防止に~
トヨフジ海運株式会社(社長:武市 栄司、本社:愛知県東海市)は株式会社NMDグループ(以下「NMDグループ」)が開発したインテリジェント監視カメラシステムを、同社が運航する4000台積自動車運搬船"ASIAN EXPLORER"(船主:山根産業株式会社、社長:瀬野浩之、本社:愛媛県今治市)に搭載し、火災探知等の監視機能の強化を図ります。
搭載されるインテリジェント監視カメラシステムは、船内に張り巡らされる通信ネットワークとWi-Fiを利用して、約200台のネットワークカメラで、広大な車両甲板全体を常時監視するシステムです。
同システムは、監視カメラ本体に画像処理ソフトを搭載させ、煙検知や、動体検知機能により、船内火災の早期発見に寄与します。また、録画機能を持たせることで、万が一の事故等が発生した場合、事故発生時の映像での確認が可能となります。
その船内ネットワークにより、カメラで撮影された画像は船内専用スマートフォンでの閲覧が可能となります。非常時の迅速な対応につながるばかりでなく、船員同士の通話やチャット機能にて、トランシーバー代わりにも利用ができる仕組みとなっており、通信機能の向上により、船内管理業務の効率化に寄与いたします。
就航船で課題となる船内ネットワーク構築には、NMDグループのPLC(Power Line Communication)技術を利用することで、比較的簡単な工事で、しかも短期間・低コストでの導入を可能としています。
本システムを導入することにより、防火・盗難対策の強化、更には現在開発中のAI及び熱感知機能をカメラに持たせることで、一層の安全強化が可能となります。
本件に対するお問い合わせは、VGMSカンパニー・担当増山 (03-5251-5616) までどうぞ。